個人でオリジナルtシャツを利用する際には著作権侵害になる?注意点を解説します!

皆さんは、オリジナルtシャツで著作権の侵害になる可能性があることをご存知でしょうか。
個人利用に限れば、大丈夫であるとお考えの方も中にはいらっしゃるでしょう。
しかし、注意点を押さえてtシャツを制作する必要があるのです。
そこで今回は、オリジナルtシャツと著作権の関係についてと作る際の注意点を解説します。

 

□オリジナルtシャツの個人利用でも著作権侵害になる場合がある?

まず、著作権の観点だけでみたら個人利用ではデザインのコピーが可能だと考える方がいらっしゃるでしょう。
著作権法第30条には、「著作物は、個人的または家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用することを目的とするときには、使用する者が複製することができる」と記載されています。
それゆえ、個人使用する際にはコピーしても大丈夫であるという認識が広まっているのが実情です。

しかし、ここで注意しておきたいのが、「使用する者が複製可能である」という点になります。
それゆえ、個人が家庭内で着用するポケモンなどのオリジナルtシャツを作るのは問題ありません。
しかし、それを業者が対価と引き換えにオリジナルグッズを制作することが著作権侵害に当たる恐れがあるのです。
また、著作権でなく、商標権や意匠権など他の知的財産権の視点で見ると、そのような注文はNGでしょう。

 

□オリジナルtシャツを作る際の注意点について

ここでは、実際にオリジナルtシャツを制作する際に注意すべき点を3つ解説します。
ぜひチェックしてみてください。

1つ目は、著作物を利用する際には必ず著作権者に許可を取ることです。
連絡する際には、どのような使用目的か明確に説明しましょう。
中には、第三者の利用を積極的に許可している企業もあるため、ダメ元でも聞いてみるのもありでしょう。

2つ目は、著作権フリー素材は利用規約を確認することです。
著作権フリー素材なら使用許諾の範囲内であれば、著作権者へ直接許可を取る必要がありません。

3つ目は、人が撮った動物の写真は利用許可が必要であることです。
自分以外の人が撮影した動物の写真は著作物となります。
それゆえ、著作権者に利用許可を取るようにしましょう。

 

□まとめ

今回は、オリジナルtシャツと著作権の関係についてと作る際の注意点を解説しました。
オリジナルtシャツを作る際には、著作権を考慮して制作しましょう。
また、解説した注意点を意識すると良いです。
この記事を参考にしていただけたら幸いです。

 

 

 

 

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