「作業用のユニフォームを作ってみようかな・・・」
そのようにお考えの会社経営者の方がいらっしゃると思います。
実は、ユニフォームを作ることで職場の雰囲気は大きく変わります。
さらに、作業用のユニフォームを作るときに会社オリジナルの刺繍を入れると、より会社に良い影響があるのです。
今回は作業用ユニフォームを作成するとどんな効果が得られるのか、また、会社オリジナルの刺繍をユニフォームに入れるとどんなメリットがあるのかについてご紹介します。
□オリジナルユニフォームを作るメリット
1.機能的なユニフォームで仕事の能率化アップ
職場によって作業着に求められる機能性は、帯電性や通気性、耐熱性など様々です。
職場の環境に合わせて作られたユニフォームを着ることで、仕事に集中することができます。
たとえば土木・建築関係の会社で働く方のユニフォームには、動きやすいトレーナーをチョイスするのがおすすめです。
作業着を機能的なユニフォームに統一して、スタッフ全員が働きやすい環境を作りましょう。
2.一体感が生まれる!
スタッフ全員が同じオリジナルユニフォームを着用することで、職場に一体感が生まれます。
また、一人一人が企業の大切な一員であるという連帯感を常に忘れることなく仕事に取りかかることができます。
オリジナルユニフォームで、一致団結して真剣に業務に取り組む職場環境の雰囲気を創り出すことができるのです。
□オリジナルの刺繍を入れるメリット
オリジナルの刺繍を上手く活用すれば、お客様に信頼感や安心感を与えることができます。
企業オリジナルのロゴやエンブレムをユニフォームに刺繍するのです。
ロゴやエンブレムはその企業の顔といっても過言ではないほど重要な役割を果たしています。
ユニフォームに刺繍するロゴやエンブレムはその企業の身分証明と同じです。
ロゴやエンブレムから連想される会社のイメージが良いと、お客様はオリジナルユニフォームに施された刺繍を見るだけで安心感や信頼感を感じることができるのです。
□刺繍の種類とは?
刺繍は、古代からの技法として、多くの場面で発展してきました。
その歴史的背景から、現代においても多様な技法や種類が存在します。
1.直接刺繍
直接刺繍は、糸のみでデザインを仕上げる基本的な方法です。
この技法は、さまざまなアイテムに適用され、一重だけでなく、多重にすることで、さらなる立体感やディテールを追求できます。
特に、バッグやポロシャツ、リストバンドやタオルなど、日常生活で頻繁に使用されるアイテムにはこの技法がよく用いられます。
2.3D刺繍
直接刺繍にウレタンを追加することで、文字やロゴに立体感を持たせる技法です。
特にキャップなどのアクセサリーに施されることが多く、近年のファッショントレンドとしても注目されています。
身の回りのアイテムを見てみると3D刺繍のアイテムを見つけられるでしょう。
3.フチ刺繍(縁取り刺繍)
名前からも想像できるように、マーク生地の縁を刺繍する方法です。
異なる色で縁取りを行うことで、デザインに豪華さと奥行きを持たせられます。
特に、スポーツチームのエンブレムやバッジでこの技法が採用されることが多いです。
4.チドリ刺繍(千鳥掛け刺繍)
チドリ刺繍は、縁をジグザグの糸で縫う独特の技法です。
この刺繍は、重厚感があり、高級感を持たせられます。
特に、メジャーリーグや日本のプロ野球のユニフォームでよく見られる技法です。
□会社ユニフォームにオリジナル刺繍を入れる際の注意点とは?
刺繍はその美しさと耐久性から、多くの企業や団体がユニフォームやグッズに取り入れる選択をしています。
特に、ブランドのロゴや名前を長期間鮮明に保ちたい場合、刺繍は最適な選択と言えるでしょう。
しかし、刺繍を施す際にはいくつかの注意点が存在します。
1. 現場用ならプリント加工の方が適している場合がある
特に機械作業や危険を伴う現場では、刺繍糸が外部の物と引っ掛かるリスクが高まります。
このような場面では、刺繍よりもプリント加工の方が安全性が高いと言えます。
また、プリント加工は短期間で大量生産が可能であるため、大規模な現場での利用にも適しています。
2. 高機能性作業着への刺繍
作業着が持つ特定の機能、例えば難燃性や抗菌・制菌機能などに影響を与えないよう、刺繍を施す際の糸の選択は非常に重要です。
一般的な刺繍糸では、これらの機能を損なう可能性があるため、専用の糸を使用することが推奨されます。
3. 生地の厚みと刺繍
薄手の作業着やデリケートな素材に大きな刺繍を施すと、生地が伸びたり、傷んだりする可能性が高まります。
特に、頻繁に洗濯するアイテムの場合、刺繍の部分が傷みやすくなることが考えられます。
そのため、デザインの大きさや位置、糸の太さなどを事前に検討することが必要です。
4. 下糸の露出問題
刺繍を施した部分の裏側には、下糸が露出することが一般的です。
この下糸が露出することで、肌触りが悪くなったり、見た目にも影響が出る場合があります。
特に、ユニフォームの内側など、直接肌が触れる部分に刺繍を施す場合、この点を十分に考慮する必要があります。
これらの注意点を踏まえながら、ユニフォームのデザインや使用シーンに合わせて、最適な刺繍の方法を選択することが、長期的な満足度を保つための鍵となります。
□刺繍だけではない!プリントの種類とは?
刺繍以外にも、ユニフォームにデザインを施す方法は多岐にわたります。
特に、プリント技法はその多様性と表現力から、多くのブランドやデザイナーに愛用されています。
以下は、プリントの主要な技法とその特徴についての詳細な説明です。
1.ラバープリント
ラバープリントは、ゴム状の樹脂を形成したラバーシートを圧着する方法で、特にシンプルなデザインに適しています。
ラバープリントの特徴としては、他のプリント技法と比べて独特の質感を持っており、触感も柔らかいことが挙げられます。
また、洗濯に強く、色あせしにくいのが特徴です。
細やかなデザインや複数の色を使用することが難しいため、シンプルなデザインが推奨されます。
2.転写プリント
転写プリントは、専用の転写紙を使用して、熱や水でデザインを転写する方法です。
複雑なデザインや色のグラデーションを高精度で表現できます。
適用できる素材には制限があり、特定の生地でのみ使用することが推奨されます。
3.シルクプリント
シルクプリントは、色ごとにデザイン版を作成し、ヘラで伸ばして写す方法です。
特に大量のアイテムを生産する際には、コストパフォーマンスが高い方法で、大量生産の際によく利用されます。
色の表現が豊富で、鮮やかな色彩を再現することが可能で、Tシャツやスウェット、トートバッグなどのカジュアルウェアに特に適しており、多くのブランドやデザイナーに利用されています。
刺繍も非常に魅力的なものですが、プリントも刺繍とは異なった魅力があります。
場面に応じて使い分けると良いでしょう。
□最後に
今回は作業用ユニフォームを作成することで得られるメリットと、オリジナルの刺繍を入れるメリットについてご紹介しました。
職場環境に適したオリジナルのユニフォームを作ることで、連帯感や一体感が増して仕事の能率が上がります。
さらに、そのユニフォームにオリジナルの刺繍を入れると、エンブレムの効果でお客様にも安心感を与え信頼感を抱いてもらうことができます。
現場で働くスタッフの意識向上と会社のイメージを定着させるために、あなたの会社でもオリジナルユニフォームを作ってみませんか。
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