会社を経営されている方の中に、
「もっとスタッフが働きやすい環境を作りたい」
と考えている方はいらっしゃいませんか?
例えば、オフィスの改造や制度の抜本的改革など、思い切って職場に大きな変化をもたらせば、確実に職場環境を整えることができるでしょう。
しかし、あまりにも大がかりな改革をすることは、手間がかかりすぎるので現実的な方法とは言えません。
「そこまで手間をかけたくないけれど、職場の雰囲気を変えたい」
そんな方におすすめなのが刺繍入りのオリジナルユニフォームです。
○刺繍入りユニフォームを勧める理由とは
会社の制服は月曜日から金曜日まで、毎日のように着用します。
そのため採用する制服は、丈夫な素材で作られていなければいけません。
もし、会社のエンブレムをプリントで施した制服を何度も洗濯したらどうなるでしょうか。
洗濯のダメージによって、エンブレムがボロボロに剥げてしまうかもしれません。
その点、刺繍は耐久性があるので、大切なエンブレムをずっと綺麗な状態でキープできるのです。
さらに、刺繍の方がプリントよりも高級感を演出することができるので、会社のイメージをワンランク格上げしてくれることでしょう。
□オリジナルユニフォームを会社の制服にするメリットとは
1.モチベーションアップに貢献
会社の名前が入ったユニフォームを着用することで、組織の一員としての自覚と共に、良い緊張感が生まれます。
引き締まった気持ちで業務と向き合うことで、よりいっそう仕事に対するモチベーションが上がるのです。
2.学習意欲向上が期待できる
同じユニフォームを着ると、徐々にチームワークが育まれていきます。
チームワークが高まっていく過程で、共に働く仲間たちに興味が湧いてくることでしょう。
お互いに興味が湧き、よく観察するようになると、仲間から学ぶという機会が増えてきます。
身近な手本を見つけることで、現状に満足せず常に学習するという心がけがしやすくなるのではないでしょうか。
3.情報共有の活発化につながる
仕事を円滑に進めるためには、情報共有は必須です。
オリジナルのユニフォームを全員が着用することで仲間意識が高まると、自然と情報共有しやすい雰囲気に近づくことでしょう。
□オリジナルユニフォームに刺繍を入れる際の注意点とは?
オリジナルユニフォームに刺繍を入れる場合は注意点が3つあります。
1.著作権を侵害しないデザイン
オリジナルユニフォームの刺繍デザインを考える際、著作権の問題は避けられません。
著作権を侵害してしまうと法的なトラブルの原因となるため、十分な注意が必要です。
特に、アニメのキャラクターや企業のロゴ、芸能人の写真などは使用には十分注意しましょう。
これらの素材は著作権が存在するため、無断での使用は違法となる場合があります。
2.余裕を持ったスケジュールを立てる
刺繍の製作には時間がかかる場合があります。
特に海外製作の場合、納期に余裕を持って計画することが大切です。
また、ワッペンの刺繍の場合は取り付け業務も発生するため、スピーディーな対応が求められます。
国内に自社工場があるかどうかで、完成までの時間が大きく変わるため、急いでいる場合は特に意識すると良いでしょう。
オリジナルワッペンは海外工場で製作する業者も多く、依頼から完成まで時間がかかってしまうところも多いです。
そのため、国内に自社工場があり、取り付け作業までスピード感を持って対応してくれる業者に依頼することをおすすめします。
3.予算を考慮したデザイン選び
刺繍のデザインやサイズ、色数によって費用が変わるため、予算内でのデザイン選びが必要です。
例えば、使用する色の数や大きさなど、基本条件を変えると費用も細かく変化するため、事前に上限予算を決めておきましょう。
また、取り付け作業を依頼する場合は別途費用が発生しますので、取り付け作業まで含めた見積もりを依頼することが失敗しないポイントです。
オリジナルワッペンのデザインを考える際、形や大きさ、使用する色はもちろん、刺繍・プリントどちらを使うか、素材には何を選ぶかなど、多くのことを検討する必要があります。
□オリジナルユニフォームに施す刺繍の種類とは?
刺繍と一括りにしていても刺繍の種類は複数あります。
以下に人気な刺繍の種類を紹介します。
1.ネーム刺繍
名前や社名などの文字をデザインする際に適しています。
低コストで実施できる一方、特定のフォントの制限があることや、大きなサイズには不向きであることに注意が必要です。
業者が指定するフォントしか使えないので、会社独自のフォントを使いたい場合は向いていません。
型の作成が不要なので、低コストで刺繍できます。
2.オリジナル刺繍
ロゴやイラストなど、自由なデザインが可能です。
細かいデザインや大きなサイズにも対応できますが、コストが高くなることが考えられます。
糸で縫い表すため、あまりに細かな絵柄は対応できないケースもあり、注意が必要です。
ロゴやイラストなどを自由に描けるのがオリジナル刺繍です。
オリジナル作業着の製作会社によっては、デザイン刺繍とも呼ばれます。
大きさを自由に指定でき、凝ったデザインにも対応できますが、ネーム刺繍と比べるとコストが上がってしまいます。
□刺繍に向いているデザインとは?
1.ワンポイントでのアクセント
刺繍は、その独特の立体感を活かして、ユニフォームやアイテムに深みや特徴を持たせられます。
特に、小さなデザインやモチーフをワンポイントとして取り入れることで、シンプルながらも印象的なデザインを実現できるため、派手な印象は与えたくないがのっぺりとしたユニフォームにはしたくないという場合におすすめです。
例えば、シャツの襟元や袖、ポケットの角など、さりげない位置に刺繍を施すことで、他とは一味違うオリジナリティを出せます。
また、ネーム刺繍を利用する際にも、糸の色を変えるだけで、一気に異なる雰囲気を持たせられるので、ワンポイントのアクセントを意識してみるとおしゃれな印象になりやすいです。
また、色の選び方1つで、カジュアルな印象からフォーマルな印象へと変えることも可能です。
小さいサイズの刺繍やネーム刺繍は、コストパフォーマンスも良く、手軽にアイテムをグレードアップさせられるので、多くの企業や団体が取り入れています。
2.背中の大きなロゴで見分けやすく
特に、大規模なイベントや建設現場など、多くの人々が集まる場所では、自社の従業員やメンバーを一目で識別することが重要です。
背中に大きくロゴやデザインを刺繍することで、遠くからでも自社の人間かどうかを瞬時に判断できます。
これは、安全面や効率的な作業の進行にも寄与します。
また、大きなロゴはブランドのアピールポイントとしても効果的です。
見る人に強く印象付けられ、ブランドの認知度やイメージアップに繋がります。
しかし、大きな刺繍はその分コストが高くなる可能性があるため、予算やデザインのバランスを考慮しながら、最適なサイズや位置を選ぶことが大切です。
特に、刺繍の詳細や色数が多い場合、費用が増加することも考慮に入れて、計画的に進めることが求められます。
□最後に
今回は刺繍入りのオリジナルユニフォームを会社の制服に勧める理由をご紹介しました。
オリジナルユニフォームを会社で着用することによって、スタッフ一人一人に「自分はこの会社の一員なのだ」と強く意識してもらうことができます。
また、丈夫な刺繍を使ってエンブレムを施せば、さらにスタッフの意識も上がるのではないでしょうか。
制服という少しの変化でもスタッフの仕事に対する意識を大きく変えることができます。
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